大切な人を大切にするために

「終活」という言葉は2009年頃から使われるようになりました。今ではこの言葉は一般的に使われるようになりました。

私は30代ですが、終活のためのエンディングノートを書きました。実は、こんな若い頃から何のために書くのかなと思っていたのですが、勧められるがままにやってみました。

書いてみてわかったことがあります。

終活をすることは、残される人のことを思いやる行為だということです。以前は、「死んだ後のことは知らない。残された皆よろしく。」こんな感じのイメージでした。

しかし、死後に家族がしなければならない手続きの多さに驚きました。大切な人が亡くなるということは、それだけでも辛く悲しいことです。それに追いうちをかけるようにたくさんの手続きが待っています。

そのようなことを事前に出来るだけ整理をしておくこと。また、事前に残される家族にお願いをしておくことで、家族の負担を減らすことができることがわかりました。

終活を通して「死」を考えることは、今ある命を大切にすることでもあります。その命を共に生きてくれる家族を大切にすることをこれからもしていきたいです。

大切な人を大切にしたいからこそ、今から取り組み続けたいと思いました。